地質調査
業務内容
Geological survey地質調査
地質調査とボーリング
地質、土質、地下水など地下の不可視部分について、地表地質踏査、物理探査、ボーリング、各種試験・計測などの手法を用いて、その「形」、「質」、「量」を明らかにすることを「地質調査」といい目的別に、次の3つに分けることができます。
- 学問的分野
- 資源開発分野
- 建設事業分野
「建設事業分野」は、国土開発や保全を目的とする建設事業のための地質調査であり、ジビル調査設計では、福井県内外の各構造物(道路・河川・橋梁)設計に関係する調査全般を実施しています。業務実績割合いは、ボーリング調査が約8割、地下水調査が1割、物理探査が1割です。
- ボーリング作業
- コア箱事例
ボーリング作業で採取された岩石は「ボーリングコア」と呼ばれ、コア箱に入れて整理・保管する事で地中の「見える化」を実現します。そしてコア箱に入れられた岩石の状態を見て、構造物の設計に役立てられます。
ボーリング以外の地質調査
- 地下水調査(水源調査)
- 水源調査は、地下水利用ならびに新規水源を探るために物理探査を行い、地下水(帯水層)の有無を把握し、試掘井戸などを削孔します。
- 斜面防災調査(地すべり調査、斜面変状調査)
- 地すべり観測を継続的に実施。動態観測は、地表の目印や鋲間の距離・地中に埋設した歪計の変位・地下水位の変動状況を計測するものであり、月に一度あるいは大雨後に計測や自記記録データの回収を行い、図化(グラフ化)して変動状況等を把握します。
- 地下水調査(水源調査)
- 斜面防災調査(定点観測)